2010年12月22日水曜日

和ろうそくの種類











小大黒屋の和ろうそくの種類は他の和ろうそく製造業者より

サイズ、形、色などかなり豊富です。

種類で言えば日本一だと自負しています。

なぜこのようになったかといえばお客様、

お取引先のこの大きさの和ろうそくほしい

という声にすべてこたえてきたからです。

お客様の声を大切にしてきて今日があります。

これからもお客様のすぐそばにいる製造業でありたいです。

2010年12月21日火曜日

和ろうそくの蝋が垂れるとたまに言われます。

和ろうそくに限らずろうそくもですが

蝋が垂れるといわれることがたまにあります。

風が強いところで使ったり 燭台にまっすぐ立てないで少し傾いていたり、

火のつけ方が悪かったり、(もちろん製品自体の瑕疵の場合もあります。)

一生懸命垂れないように計算された構造、デザイン等で生産していますが

100%垂れないとは断言できないのも確かです。

日々よい製品を作れるように改善を積み重ね、抜き取り検査も、燃焼試験も

行っています。今日よりも明日への改善はウチでも積み重ねています。

2010年12月20日月曜日

他の産地の和ろうそくに刺激を受けることはいいことです。

和ろうそくの製造をしていると旅行などに行っても和蝋燭が気になります。

新潟や九州などで面白い和ろうそくを”発見”しました。

最近考えている今のライフスタイルに合ったものを同じように試行錯誤している

モノを見かけるとうれしくなり俺も負けられんぞ!となります。

がんばろっと

2010年12月17日金曜日

和ろうそくの品質にこだわる

先日お取引先の営業担当の方が品質管理部門の方と

ご来社されました。

製造現場の見学ということでしたが

製造、検品、梱包、出荷の一連の流れを見学され

当社の検査や品質の担保方法や

ロット管理等さまざまなご質問をされていきました。

伝統産業ということで昔からこうだからでは

日用品として使ったいただくためには

通用しない、やはりほかの日用品と同じように

品質コントロールやカイゼンのような

活動も積極的に取り入れなければ

選ばれる商品にはならないと実感した出来事でした。

2010年12月16日木曜日

お取引先の来社はいい経験になります。

先日お取引の方が当社までこられ製造現場の見学などを

されていきました。


3~4時間じっくりお話させていただき改めて伝えていかなければいけない

自社製品の強みや良さ、特徴を十分お伝えしていないことを

痛感させられました。

5年近く毎月のように訪問させていただき

商談していたはずが へ~知らなかった!!という言葉をいただくことが多くありました。

自分たちにとっては当たり前でも言葉や現物、写真で伝えないと伝わらないもの

いろいろあるのだなと痛感しました。

2010年12月15日水曜日

和ろうそくのデザインを考える③

イカリ型、と 棒型 の和ろうそくは地域によって太さ長さがさまざまです。

また、蝋が垂れにくいように形状にさまざまな工夫が細部に加えられています。

イカリ型の曲線もいろいろな和ろうそくメーカーによって特徴があります。

遠くから見たときに炎の大きさとのバランス、陰影に映し出されるフォルム

いろいろ計算して形を作っています。

2010年12月14日火曜日

和ろうそくのデザインを考える②

和ろうそくの形状は主にイカリ型と棒型の2種類に大別できます。

まっすぐテーパーになった棒型

緩やかな曲線のフォルムのイカリ型

宗派や地域によって使い分けられています。

浄土真宗の寺院様は主にイカリ型が多く

禅宗は棒型を多く使います。

ですがこれでないといけないという決まりはありません。

2010年12月13日月曜日

和ろうそくのデザインを考える

デザインというと形とか色とかのことばかり考えていましたが

デザインというのは思想や市場調査、コンセプトなど

目に見えないものの部分で色、形、などは本の一部でしかないと

知りました。

商品作りと製品作りの違いといいますか、、

商品コンセプトの前になぜその商品が必要か、市場調査や

流通のことから考えるのもデザイン、それを具現化していくのがデザイン

ということです。奥が深い

2010年12月11日土曜日

和ろうそくの良さを伝えていくこと

和ろうそくの良さを伝えていくことが大事なことだと最近気がつきました。

聞かれれば答えられますが今までは自分からアピールすることをあまりしていませんでした。


お客様から聞かれてお答えすると「へ~しらなかった」

と、言われることが多いです。自分たちの良さを伝えるというのは

気恥ずかしいですが 良さをアピールしないと伝わらない、

これからは和ろうそくの良さをブログやソーシャルメディアを通じて

伝えていきたいです。

2010年12月10日金曜日

伝統工芸の出荷額

先日 北陸のいろいろな伝統産業の生産出荷売上額が

ここ数年で大きく減っていると新聞に載っていました。

各自治体でも新しい販路開拓や新商品開発などの補助支援を強化するとの

コトでした。

最近県の方とお話しすることが時々ありますが中には本気で支援して応援してくれる方もいて

本当に役立ってる支援策も数多く見受けられるようになりました。

感謝しています。でも一方で予算消化のためだけという感じがにじみ出ているところを感じる

部署もあり、、、いろいろです。

また、工芸で結果を1年で求められると

正直無理としかいいようがありません。

ひとつのことをこつこつと続け1つの商品が軌道に乗るのに早くても5年はかかります。

同じような施策を複数の部署でやってたりするのを見ると

ほんとに縦割りってもったいないなと思います。

2010年12月9日木曜日

社会の変化に対して和ろうそくも変化する

朝晩お仏壇に手を合わせる人もだいぶ減ってきたのではないでしょうか?

みんな忙しい人たちばかりですから

今まではお経さん1本分約30分の燃焼時間のサイズのものが一番小さいサイズの和ろうそくでした。

ここ数年もっと短いのがほしいという声が大きくなり

燃焼時間約15分のものを3年前に作りました。

今は5分くらいのはないの?と聞かれることがあります。

生活のスタイルというのは時代に応じて変化するのですね。

2010年12月7日火曜日

会社は人でもっている

今年は小大黒屋では社員の年齢ピラミッドがいびつなため

変わり目の年で社員の退社、新規雇用がとても多い年でした。

振り返ると2月に1名退社、3月1名雇用 4月1名退社 6月1名雇用

10月1名雇用 11月1名退社12月1名雇用

でトータル1名人員増になります。

パートさんも3名退社、新規雇用となりました。

寿退社やお子さんの事情など退社の理由はさまざまですが

今年は今までになく親の介護のためという理由が何名かいて

こればっかりは何にもいえませんでした。

人がすべてといってもいいほど会社は人でもってます。

会社を辞めても新しい環境でがんばってもらいたいです。

昨日から出社の新人もがんばってほしいです。

2010年12月6日月曜日

小大黒屋はふくいブランド法人大使になってます。

数ヶ月前にご縁が合ってふくいブランド法人大使になりました。

って大げさに聞こえるかもしれませんが一定の要件を満たせば

申請すれば簡単になれるようです。

私も仕事で10数年面識のある方が福井大すき!が高じて

東京在住のサラリーマンの人なのですが福井ブランド大使をやってて

仕事先などで名刺にまでシールを貼って宣伝してるというお話を

お聞きして遅ればせながら当社もブランド大使をはじめました。

いろんなところでわが福井を宣伝したいです。


2010年12月3日金曜日

正しい和ろうそくの使い方をすれば安全です。

師走に入り新聞に火事のニュースが目に付きます。

和ろうそくをお仏壇に使いたいけど危ないと家族から言われたという話を

たまにお聞きします。

なんでもそうですが正しい使い方をしていれば

安全にお使いいただけます。

そばを離れるときは必ず火を消す。

不燃性の燭台にしっかり固定してから着火する

周りに燃えやすいものを置かない

などなど

2010年12月2日木曜日

めまぐるしく変動する社会ですが、、

今年は特にめまぐるしく変動していく社会というのを感じます。

いろいろな変化、潮目の移り変わり、を感じます。

こういうときこそ 足元を見て

周りに踊らされず、今時分が何をしていくべきか、どうありたいかを

じっくり考えて生きたいです。

和ろうそくの揺らぐあかりを見つめる時間というのもいいかもしれないですね。

いつもは燃焼テストのときばかりしか見ないのできれいに燃えてるかなど、

製造側の視点ばかりになってしまいがちです。

2010年12月1日水曜日

お取引先のご来社が時々あるようになりました。

最近 規模の大きいお取引先が増えてきましたが

そういうところは品質管理部という部署があり

そのご担当の方が営業の担当者と

来社されるという連絡をいただきました。

うちのような業界でもトレーサビリティや品質管理、

など お取引先に提出しないといけない書類も

だんだん増えてきます。

ただ産地証明などないので福井県福井市の自社工場で製造しています。と、

書いてはんこを押すだけですが、、

現地まで行って製造現場をこの目で確認するということでしょう。