2010年12月22日水曜日

和ろうそくの種類











小大黒屋の和ろうそくの種類は他の和ろうそく製造業者より

サイズ、形、色などかなり豊富です。

種類で言えば日本一だと自負しています。

なぜこのようになったかといえばお客様、

お取引先のこの大きさの和ろうそくほしい

という声にすべてこたえてきたからです。

お客様の声を大切にしてきて今日があります。

これからもお客様のすぐそばにいる製造業でありたいです。

2010年12月21日火曜日

和ろうそくの蝋が垂れるとたまに言われます。

和ろうそくに限らずろうそくもですが

蝋が垂れるといわれることがたまにあります。

風が強いところで使ったり 燭台にまっすぐ立てないで少し傾いていたり、

火のつけ方が悪かったり、(もちろん製品自体の瑕疵の場合もあります。)

一生懸命垂れないように計算された構造、デザイン等で生産していますが

100%垂れないとは断言できないのも確かです。

日々よい製品を作れるように改善を積み重ね、抜き取り検査も、燃焼試験も

行っています。今日よりも明日への改善はウチでも積み重ねています。

2010年12月20日月曜日

他の産地の和ろうそくに刺激を受けることはいいことです。

和ろうそくの製造をしていると旅行などに行っても和蝋燭が気になります。

新潟や九州などで面白い和ろうそくを”発見”しました。

最近考えている今のライフスタイルに合ったものを同じように試行錯誤している

モノを見かけるとうれしくなり俺も負けられんぞ!となります。

がんばろっと

2010年12月17日金曜日

和ろうそくの品質にこだわる

先日お取引先の営業担当の方が品質管理部門の方と

ご来社されました。

製造現場の見学ということでしたが

製造、検品、梱包、出荷の一連の流れを見学され

当社の検査や品質の担保方法や

ロット管理等さまざまなご質問をされていきました。

伝統産業ということで昔からこうだからでは

日用品として使ったいただくためには

通用しない、やはりほかの日用品と同じように

品質コントロールやカイゼンのような

活動も積極的に取り入れなければ

選ばれる商品にはならないと実感した出来事でした。

2010年12月16日木曜日

お取引先の来社はいい経験になります。

先日お取引の方が当社までこられ製造現場の見学などを

されていきました。


3~4時間じっくりお話させていただき改めて伝えていかなければいけない

自社製品の強みや良さ、特徴を十分お伝えしていないことを

痛感させられました。

5年近く毎月のように訪問させていただき

商談していたはずが へ~知らなかった!!という言葉をいただくことが多くありました。

自分たちにとっては当たり前でも言葉や現物、写真で伝えないと伝わらないもの

いろいろあるのだなと痛感しました。

2010年12月15日水曜日

和ろうそくのデザインを考える③

イカリ型、と 棒型 の和ろうそくは地域によって太さ長さがさまざまです。

また、蝋が垂れにくいように形状にさまざまな工夫が細部に加えられています。

イカリ型の曲線もいろいろな和ろうそくメーカーによって特徴があります。

遠くから見たときに炎の大きさとのバランス、陰影に映し出されるフォルム

いろいろ計算して形を作っています。

2010年12月14日火曜日

和ろうそくのデザインを考える②

和ろうそくの形状は主にイカリ型と棒型の2種類に大別できます。

まっすぐテーパーになった棒型

緩やかな曲線のフォルムのイカリ型

宗派や地域によって使い分けられています。

浄土真宗の寺院様は主にイカリ型が多く

禅宗は棒型を多く使います。

ですがこれでないといけないという決まりはありません。

2010年12月13日月曜日

和ろうそくのデザインを考える

デザインというと形とか色とかのことばかり考えていましたが

デザインというのは思想や市場調査、コンセプトなど

目に見えないものの部分で色、形、などは本の一部でしかないと

知りました。

商品作りと製品作りの違いといいますか、、

商品コンセプトの前になぜその商品が必要か、市場調査や

流通のことから考えるのもデザイン、それを具現化していくのがデザイン

ということです。奥が深い

2010年12月11日土曜日

和ろうそくの良さを伝えていくこと

和ろうそくの良さを伝えていくことが大事なことだと最近気がつきました。

聞かれれば答えられますが今までは自分からアピールすることをあまりしていませんでした。


お客様から聞かれてお答えすると「へ~しらなかった」

と、言われることが多いです。自分たちの良さを伝えるというのは

気恥ずかしいですが 良さをアピールしないと伝わらない、

これからは和ろうそくの良さをブログやソーシャルメディアを通じて

伝えていきたいです。

2010年12月10日金曜日

伝統工芸の出荷額

先日 北陸のいろいろな伝統産業の生産出荷売上額が

ここ数年で大きく減っていると新聞に載っていました。

各自治体でも新しい販路開拓や新商品開発などの補助支援を強化するとの

コトでした。

最近県の方とお話しすることが時々ありますが中には本気で支援して応援してくれる方もいて

本当に役立ってる支援策も数多く見受けられるようになりました。

感謝しています。でも一方で予算消化のためだけという感じがにじみ出ているところを感じる

部署もあり、、、いろいろです。

また、工芸で結果を1年で求められると

正直無理としかいいようがありません。

ひとつのことをこつこつと続け1つの商品が軌道に乗るのに早くても5年はかかります。

同じような施策を複数の部署でやってたりするのを見ると

ほんとに縦割りってもったいないなと思います。

2010年12月9日木曜日

社会の変化に対して和ろうそくも変化する

朝晩お仏壇に手を合わせる人もだいぶ減ってきたのではないでしょうか?

みんな忙しい人たちばかりですから

今まではお経さん1本分約30分の燃焼時間のサイズのものが一番小さいサイズの和ろうそくでした。

ここ数年もっと短いのがほしいという声が大きくなり

燃焼時間約15分のものを3年前に作りました。

今は5分くらいのはないの?と聞かれることがあります。

生活のスタイルというのは時代に応じて変化するのですね。

2010年12月7日火曜日

会社は人でもっている

今年は小大黒屋では社員の年齢ピラミッドがいびつなため

変わり目の年で社員の退社、新規雇用がとても多い年でした。

振り返ると2月に1名退社、3月1名雇用 4月1名退社 6月1名雇用

10月1名雇用 11月1名退社12月1名雇用

でトータル1名人員増になります。

パートさんも3名退社、新規雇用となりました。

寿退社やお子さんの事情など退社の理由はさまざまですが

今年は今までになく親の介護のためという理由が何名かいて

こればっかりは何にもいえませんでした。

人がすべてといってもいいほど会社は人でもってます。

会社を辞めても新しい環境でがんばってもらいたいです。

昨日から出社の新人もがんばってほしいです。

2010年12月6日月曜日

小大黒屋はふくいブランド法人大使になってます。

数ヶ月前にご縁が合ってふくいブランド法人大使になりました。

って大げさに聞こえるかもしれませんが一定の要件を満たせば

申請すれば簡単になれるようです。

私も仕事で10数年面識のある方が福井大すき!が高じて

東京在住のサラリーマンの人なのですが福井ブランド大使をやってて

仕事先などで名刺にまでシールを貼って宣伝してるというお話を

お聞きして遅ればせながら当社もブランド大使をはじめました。

いろんなところでわが福井を宣伝したいです。


2010年12月3日金曜日

正しい和ろうそくの使い方をすれば安全です。

師走に入り新聞に火事のニュースが目に付きます。

和ろうそくをお仏壇に使いたいけど危ないと家族から言われたという話を

たまにお聞きします。

なんでもそうですが正しい使い方をしていれば

安全にお使いいただけます。

そばを離れるときは必ず火を消す。

不燃性の燭台にしっかり固定してから着火する

周りに燃えやすいものを置かない

などなど

2010年12月2日木曜日

めまぐるしく変動する社会ですが、、

今年は特にめまぐるしく変動していく社会というのを感じます。

いろいろな変化、潮目の移り変わり、を感じます。

こういうときこそ 足元を見て

周りに踊らされず、今時分が何をしていくべきか、どうありたいかを

じっくり考えて生きたいです。

和ろうそくの揺らぐあかりを見つめる時間というのもいいかもしれないですね。

いつもは燃焼テストのときばかりしか見ないのできれいに燃えてるかなど、

製造側の視点ばかりになってしまいがちです。

2010年12月1日水曜日

お取引先のご来社が時々あるようになりました。

最近 規模の大きいお取引先が増えてきましたが

そういうところは品質管理部という部署があり

そのご担当の方が営業の担当者と

来社されるという連絡をいただきました。

うちのような業界でもトレーサビリティや品質管理、

など お取引先に提出しないといけない書類も

だんだん増えてきます。

ただ産地証明などないので福井県福井市の自社工場で製造しています。と、

書いてはんこを押すだけですが、、

現地まで行って製造現場をこの目で確認するということでしょう。

2010年11月30日火曜日

もうすぐ12月、、ですね。

もうすぐ12月です。

寺院様からの年末の準備などで線香や和ろうそくのご注文が増えてくる季節です。

一方で商社などの取引先では業態によって違いますが

早いところでは 早くもお盆の商談が詰めの段階に入ります。

1年早いですね。

2010年11月29日月曜日

和ろうそくの燃焼時間

和ろうそくでうちで一般的な檀家様用(お仏壇用)のものの

燃焼時間は30分から1時間くらいまでのものです。

それ以上の長さですとサイズ的に大きくなったり

手軽に安全に使っていただくにはもうひと手間必要になってしまします。

昔で言うお経さん一本分の長さです。

2010年11月25日木曜日

和ろうそくだって進化、深化しています。

変化のない和ろうそくの業界でもここ数年変化を感じます。

同業者で息子さんが帰ってきて、、というところがちらほら見受けられます。

狭い世界ですが切磋琢磨して業界をいい方向に向けっていければと思います。

うちでも日々改善や改良を少しづつですがしています。

2010年11月22日月曜日

絵ろうそくの柄も最近はいろいろ個性豊かなものが増えています。

絵ろうそくはもともとは雪深い北陸、東北で冬生花が手に入りづらかった地域で

和ろうそくに花の絵を描いて仏前に供えたことがルーツといわれています。

最近は花の絵だけに限らずいろいろな観光地でご当地のモチーフなどが

描かれたものを見かけることがあります。

2010年11月18日木曜日

遠方から電話でのお問い合わせをもらうとうれしいです。

福井でずっと製造販売をしていて福井県外へ営業に出るようになって

3,4年しか経っていませんが口コミやホームページを見て、などのお問い合わせを

最近よくいただくことがあります。

お客様のほうからお問い合わせいただくと、売上以上にうれしい喜びです。

口コミだったり人の紹介だったりするとさらに感激します。

どこどこのお寺で使ってるのを見てよかったのでウチでも使いたい、、

○○県だけどどこでうってますか? などなど、、

ろうそく屋もネットの時代なのです。

2010年11月17日水曜日

和ろうそくは造るではなく掛けるといいます。

和ろうそくの製造をするとき、ウチでは和ろうそくを造る、又は作るといわず掛ける といいます。

手掛け、型掛けという製造法があり、工場も工場と呼ばす、掛け場(かけば)と呼んでます。

2010年11月16日火曜日

ブログ講座は奥が深い

今ふくい産業支援センターのブログの講座を受講しています。

正直ブログを書く事をずっと避けてきた身としては

敷居が高かったのですが ソーシャルネットワークというものがより身近になり

ブログとの関係も切っても切れないと言われると

逃げてばかりではと思いブログを初めて数カ月、、

奥がふかいことに最近気が付きました。ただの小学生の夏休みの宿題とは違ったんですね、、、

和ろうそくの良さや、文化などをブログを通して伝えていきたいです。

2010年11月15日月曜日

和ろうそくの炎は一定の形ではなく時折揺らめいたり常に形が変化します。

和ろうそくの炎は常に一定の形ではなく揺らめいたり、縦に揺れたり 形を変えて燃えていきます。

昔の人は 仏前で和ろうそくの炎の形が変わると 仏さまが笑っていると言っていたそうです。

2010年11月10日水曜日

ものづくり

先週 仏壇店さま向けの展示会に参加するため京都に行きました。

お取引先さまや 出店業者の方などと多くお話する機会に恵まれましたが

いろいろな気づきが得られました。

モノづくりをしていてお客様不在になっていないか?

自分たちが作る製品のよさ、価値をちゃんと伝えられているか?

これは昔からこうだから、、などと消費者不在のモノづくり,独りよがりになっていないか?

時代と共に消費者の生活様式,文化、価値観いろいろなものが変化していきますが

私たちも時代と共に変化し続けなかればいけないと強く感じました。

2010年11月8日月曜日

和ろうそくの絵付け体験

昨日日曜は福井各地でいろんなイベントがあったようですが

小大黒屋がある呉服町では商店街でど真ん中まつりという催し

がありました。

周辺三商店街や法人会やいろいろな団体のご協力で

かなり盛況でした。

小大黒屋は和ろうそくの絵付け体験をやり多くの方に体験いただき

予定人数を超えて何人かはお断りせざるを得なかったくらいでした。

秋晴れのいい天気にめぐまれよかったです。

2010年11月2日火曜日

展示会

11月4日5日に京都みやこメッセで仏壇業界の展示会が開かれます。

小大黒屋も和ろうそくを展示商談して参加します。

招待客の方しか入場できませんが

日本中のお仏壇店の方が秋の京都へお見えになります。

ここでも1年に1度しか顔を合さない遠方のお得意先様や

ココでお知り合いになった方などお会いする機会があり

楽しみです。

明日が設営準備なので高速道路1000円の祭日なので

車で出張です。

1年に1度のお客様

昨日は山梨の寺院関係の方遠方よりご来店あったそう。

遠くからお求めに来ていただくとそれだけで恐縮してしまいます。

1年に一度福井の来る用事があるので

ついでに毎年寄るとのこと。

1年に一度1年分をお求めになる。

製造業をしていて嬉しく感じることの一つです。

2010年10月22日金曜日

物産展2

熊本鶴屋百貨店で行われていた福井物産展が19日で無事終わりました。

大変好評でいい結果で終わることができてなによりです。

来年も楽しみにお客様からの声をもとに新しい商品作りを

思案はじめています。

来年が待ち遠しいです。

2010年10月14日木曜日

物産展

現在 熊本で福井物産展を開催していて小大黒屋も参加しています。

ここ数年1年に1回熊本鶴屋百貨店さんで販売の機会があり、

1年に1回だけお会いする常連さんもだいぶ増えました。

福井出身のかたや親戚が福井に、お子さんが福井に嫁いだ、、、

いろいろ福井とゆかりのある方もお見えになり、

販売そっちのけでそういう話に花が咲きます。


去年福井にあそびに行ったときに小大黒屋のお店に行ったよという方も

数名いらっしゃいました。電話して商品送ってもらったばっかりだから、、

と、買うものなくてもわざわざ顔を出してくださるお客様もいらっしゃいます。

熊本県のかたは明るく元気、お話しても気持ちがいいです。

古い町並み、地名、路面電車、鶴屋百貨店の社風 

どれをとってもファンになってしまいました。

2010年10月8日金曜日

報恩講

今日、ウチでも報恩講を行ないました。

親しみを込めて”ほんこさん”と福井では呼ばれています。

報恩講では赤いろうそくを使います。

今日、ごえんさんに報恩講の意味を初めて教えてもらいました。

親鸞聖人への報恩謝徳のために

浄土真宗宗祖親鸞の祥月命日に営まれる法要のことを

報恩講というのだそうです。

各地域、家庭では命日に前後して執り行うのだそうです。

私は収穫に対しての報恩だと勘違いしてました。

花ろうそく②

花ろうそくはどういうときに使いますかというお問い合わせには

普通に仏前にお供えしたり、和のインテリアとして飾っておくだけでも

いいです。また外国の方へのプレゼントにも喜ばれます。

などとお答えしています。

普段は飾っておいて月命日だけ火をともすのもいいかもしれないですね。

2010年10月6日水曜日

花ろうそく

和ろうそくに花の絵を書いて絵ろうそくとして当社でも販売しています。よく何に使うのですか?

どうやって使うのですか?と聞かれます。

もともとは吹き深い北陸、東北で冬に生花が手に入りづらい地域で

和ろうそくに花の絵を描いて仏前にお供えしたというのが成り立ちと聞いています。

2010年10月1日金曜日

和ろうそくという文化②

和ろうそくを使う文化が今も生活に根ざして脈々と息づいているのは

主に北陸、中京の一部、滋賀湖東地区などです。

これらの地域では生活雑貨,日用雑貨としてお仏壇屋さんだけでなく

スーパーやホームセンターでも

和ろうそくが定番商品として販売されています。

今年の夏はセブンイレブンからも商品供給の依頼ありました。

これはさすがに驚きましたが、、、

2010年9月30日木曜日

和ろうそくという文化

和ろうそくを日常で使う文化が残っている地域は、

金箔仏壇が一般的な地域と重なります。

これは和ろうそくを使うと金箔仏壇の金箔が

傷みにくく長持ちするためです。

2010年9月29日水曜日

和ろうそくの原料

和ろうそくの原料は植物性油脂です。

もっとわかりやすく言うと櫨(はぜ)の木の実の外殻を蒸して

圧搾して絞って精製した油脂分です。

写真は当社前に植えた櫨の木です。


和ろうそくの油煙

ロウソクの炎からすすが出る場合があります。多くは風があったり,

ロウソクの芯のロウの吸い上げの毛細管現象のスピードと燃焼のバランスが合わずに

一部不完全燃焼の場合に油煙が発生します。

和ろうそくは西洋ロウソクと比べ炎が大きいため油煙が多いように感じる方も多いですが

一般的には油煙が少ないと言われています。

また和ろうそくは原料が植物性のため

油煙が出ても西洋ロウソクのようにパラフィン油脂由来の油煙でないため

お仏壇の金箔を傷めにくく掃除がしやすくお仏壇に優しいロウソクです。

2010年9月27日月曜日

ライトアップのあかり

先週の土曜日 9月25日に池田町のエコキャンドルのライトアップを見に行きました。

何度かここの関係者の方が当社アンテナショップにキャンドルの作り方を聞きにこられたり

噂はいろいろ聞いていたのですが観に行く機会がなくて数年たってしまいましたが

今年はやっと見に行けました。

やっぱり数千個のろうそくの炎だけで電気の照明を殆ど使わないイベントって

ものスゴクいいですね。

いつの間にか福井市足羽山愛宕坂のライトアップもLEDになってしまい,

寂しい限りですが

福井では他にも護国神社さんが100万人のキャンドルナイトをやっておられます。

1年に1度くらいはろうそくの炎だけで数時間過ごしてみてはどうですか?

和ろうそくのこころ: 和ろうそくの炎

和ろうそくのこころ: 和ろうそくの炎: "わろうそくの炎は糸芯のロウソクと比べると芯が太いため一回り大きくなります。 また芯が中空で常に空気が供給されるため 一定の形ではなく揺れて炎が揺らめいたり ぽっぽっと大きさが大きくなったり小さくなったり変わります。 揺れる炎,揺らぐ炎が特徴の一つです。"

和ろうそくの炎

わろうそくの炎は糸芯のロウソクと比べると芯が太いため一回り大きくなります。

また芯が中空で常に空気が供給されるため 一定の形ではなく揺れて炎が揺らめいたり

ぽっぽっと大きさが大きくなったり小さくなったり変わります。

揺れる炎,揺らぐ炎が特徴の一つです。

2010年9月24日金曜日

燭台の芯

和ろうそくの芯の大きさ、太さ,長さやそれに伴い燭台の芯の太さ,長さなどには

統一規格やJIS規格のようなものがありません。

たまに自宅の燭台に合う和ろうそくを探しているというお客様に

お会いしますが、ちゃんとあったものをお使いいただくようお話してます。

当社では当社の和ろうそくにあうサイズの燭台もあわせて販売しています。

2010年9月22日水曜日

赤いろうそく②

赤いろうそく(朱)はおもに浄土真宗や浄土宗の方が


中心に秋の報恩講という行事でよくお使いになります。


ほんこさんと北陸福井では親しみを込めて呼ばれています。


ほんこさんには厚揚げの煮たものなどの報恩講料理を食べ


部落単位で報恩講を執り行うのが収穫が終わった


秋の風物詩になっています。この報恩講に朱色の和ろうそくを


使います。

和ろうそくのこころ: 赤いろうそく

和ろうそくのこころ: 赤いろうそく: "

赤いろうそく(朱)はおもに浄土真宗や浄土宗の方が

中心に秋の報恩講という行事でよくお使いになります。


2010年9月21日火曜日

和ろうそくの芯

和ろうそくの芯は 和紙とイグサ(灯芯草)と真綿

などで出来ています。

糸芯の物は対比で西洋ロウソクと読んだりします。

芯が中空でロウソクの下部から常に芯の中空部分を通して

空気が供給されるため炎が揺れて一定の形ではなく

ゆらぎが生まれます。

当社の和ろうそくはサイズの大きいものは

イグサ,真綿を使用していますが

サイズの小さいものは

和紙のみで製造しています。

2010年9月14日火曜日

和ろうそくの消し方

和ろうそくの炎をいつもどう消していますか?

息をかけて吹き消す、

手で風を送って消す、

どれも正しくありません。

火消しという仏具を使って消してください。


火に蓋をかぶせるようにして酸素の供給を止めて火を消します。

再度火をともすとき火がきれいにつきやすくなります。

また火を消すときに蝋が飛び散ったりすることがなく

安全です。



2010年9月8日水曜日

和ろうそくは何に使うのですか?

いま東京で雑貨主体の展示会に昨日から参加しています。

よく聞かれるのは和ろうそくってどんな時に使うのですか?という内容です。

それだけ文化として消えかかっているのだないと思いますが

和ろうそくは一般の仏事のお灯明として、神事のお灯明として

お使いいただくものです。

お墓参りにロウソクを使わない地域もあり

地方ごとに文化が違いいろいろな地方の方と

お話するといろいろ教えてもらえるので楽しいです。

9月10日まで 東京ビッグサイト 西3ホール 福井アンテナショップ291スタイル

というブースで出ています。

木曜と金曜は終日私もいますのでお近くにご用の方はお寄り下さい。



2010年9月3日金曜日

和ろうそくのこころ: 赤い和ろうそく

和ろうそくのこころ: 赤い和ろうそく: "朱色の和ろうそくはどんな時に使うのですか? と、よく聞かれます。 朱色の和ろうそくは主に慶事に使います。 回数を重ねた法事、浄土真宗などで報恩講と呼ばれる秋の行事 お正月、お嫁さんをお迎えする仏壇参りの時、お仏壇のお精入れの時などです。 また禅宗ではお使いになりません。..."

赤い和ろうそく

朱色の和ろうそくはどんな時に使うのですか?

と、よく聞かれます。

朱色の和ろうそくは主に慶事に使います。

回数を重ねた法事、浄土真宗などで報恩講と呼ばれる秋の行事

お正月、お嫁さんをお迎えする仏壇参りの時、お仏壇のお精入れの時などです。

また禅宗ではお使いになりません。

地域や宗派によってもいろいろあり新潟などではお墓参りも朱の和ろうそくを

お使いになるところもあるようです。

一番間違いのないのは菩提寺のご住職様にお聞きになるのがよろしいと思います。

1周忌から赤い和ろうそくをお使いになるところもございます。

2010年9月2日木曜日

和ろうそくの原料

弊社の和ろうそくの原料は植物性油脂です。

いろいろ各社さま原料はいろいろなものをお使いのようですが

弊社では植物性にこだわって製造しています。

植物性にこだわるのはロウソクの油煙がお仏壇の金箔を

傷めにくいからです。

和ろうそくをお使いになる最大の理由は金箔仏壇のため、

お仏壇の金箔を傷めないようにするためとすると

自ずと原料にこだわることになります。

最近パラフィン原料の和ろうそく型のろうそくも結構目にします。

確かに安いですし、見た目は植物性と変わりません。

でも製造者として何が消費者のメリットになるか

デフレとか物価安、などという世の中の流れに振り回されずに

本当の良さを丁寧に発信し、伝えられるようになっていきたいです。

時代と共に変化しないといけないものも確かにありますが

変えてはいけないものもあるように思います。

2010年9月1日水曜日

和ろうそくを安全にお使いいただくには

和ろうそくを安全にお使いいただくには

不燃性の燭台に固定して立ててから和ろうそくの芯の先端に火をつける

そばを離れるときは必ず火を消す

火を消すときは息で吹き消したり風を送って消したりせず

火消しという仏具や芯つまみという仏具を使ってしっかり火を消してください。

当たり前のことですがただしい使い方をしていただければ

何も危ないことはありません。

正しい使い方で安心安全にお使いください。




2010年8月30日月曜日

芯切り

和ろうそくの特徴に芯切りというものがあります。

洋ろうそくとちがい芯が消えずにそのまま炭化した形で

燃え進み炎が大きくなっていきます。大きくなった芯を

安全な適切な大きさに調整するために

燃えている芯を芯切りバサミという道具などを

使って切ります。

芯切りは和ろうそくの最大の特徴でもあります。

画像は芯を火箸でつまんで切って炎の大きさを調整しているところ

2010年8月27日金曜日

和ろうそくってなんですか?⑤

和ろうそくの形には大きく分けてイカリ型と棒型があります。

棒型はテーパー状に下の方にいくほど細くなっている形状のもの

イカリ型は 反った形です。

イカリ型は主に浄土真宗や,浄土宗の方がお使いになることが多く

棒型は禅宗の方がお使いになることが多いです。

特にこの宗派はこの形でないといけないということはありませんが

古来からの習慣や文化、風習に根ざしていると言えます。


2010年8月26日木曜日

和ろうそくってなんですか?④

和ろうそくのよさはなんですかと聞かれると最初は戸惑うことが多かったです。

改めて良さを考えると、、、、、、

当社の和ろうそくは原料が植物性油脂を主原料としているため

油煙が出てもお仏壇の金箔を傷めにくいという点がまず挙げられます。

煤は燃焼についてはどんなものでも必ず伴いますが

西洋ロウソク(パラフィンを主原料とします。)の油煙は石油系のため

ドロッとした感じでお仏壇の金箔が汚れ痛みやすいです。

植物性の和ろうそくの煤はサラッとした感じでフキンなどの乾拭きで

簡単に取れます。

そのため金箔仏壇を使う文化の地域に特に和ろうそくを使う文化が

根強く残っています。

和ろうそくを使うことにより西洋ロウソクと比べ価格は高いですが

金箔仏壇の洗濯(金箔の張替えなど)のサイクルが長くなるので

長い目でみると経済的なのです。

2010年8月25日水曜日

和ろうそくってなんですか?③

和ろうそくの形は地域に根ざした文化として

イカリ型、

棒型、の大きく分けて2つの形があり

長さや太さ、色は地域により様々です。

昔はロウソクの重さの表記で匁(もんめ)表記で

100匁,50匁といった呼び方でしたが

法律で匁表記が禁止されてから匁を号に読み替えて

号で現して100号,50号という呼び方にしています。

和ろうそくってなんですか?②

和ろうそくの製法には

大きく分けて

竪掛け(型掛け)と呼ばれるものと

手掛けと呼ばれるものがあります。

型掛けは 文字通り木型に芯を入れて蝋を流しこみ

成形する手法で主に北陸地方で伝統的に行われています。

また手掛けは芯棒に芯をつけそれに蝋を手を使ってつけていき整形していく手法です。

良くテレビやデパートの物産展などで見られるやり方です。

型掛けは温度管理や水,お湯の設備等が必要で実演などのアピールには

向いていないようです。

また型自体や作り方に独自のノウハウや工夫があり

製造風景をお見せすることはあまりありません。

2010年8月24日火曜日

和ろうそくってなんですか?

和ろうそくって何ですか?とたまに質問されます。

特に決められた定義やJIS規格のようなものはないと思いますが

私が考える和ろうそくは

①蝋の原料が主に植物性であること

②芯に紙、和紙,、トウスミ芯、真綿などを使っていること

が、大枠だと思います。

ブログ始めました

今更ながらブログをすることにしました。
不定期、気まぐれ、思いつくままに書いていきます。